カーテンの色選びについて

新しい家を建てたり、新生活が始まる時、生活に欠かせないアイテムとして「カーテン」が挙げられます。
個人の好みに合わせて色を選ぶのが最善ですが、色にはそれぞれが持つ効果があり、部屋によって推奨される色や控えた方が良い色が存在します。
ここでは、「暖色系」の色に焦点を当ててお話しします。

【白・アイボリー・ベージュ】
白系統の色は、清潔感と明るさを部屋にもたらしてくれます。特に、空間を広く見せる効果があるため、狭いスペースに最適です。
白色は特に太陽の光を多く取り込むため、日当たりが強い部屋では、遮熱機能を持つ素材を選ぶなどして対策しましょう。
ベージュは多くのインテリアスタイルに合わせやすい万能色ですが、使いすぎると平坦な印象になることがあるため、
他の色をアクセントとして加えると良いでしょう。

【オレンジ・黄色】
オレンジはリラックスできる効果があり、食事を美味しく見せるため、食欲を促進します。キッチンやリビング、子供部屋に最適で、
部屋を明るく活気ある空間に変えます。黄色は前向きな気持ちを促し、活発な会話を助ける色です。明るく乾いた感じがするため、
水回りにも適しています。目立つ色であるため、インテリアのアクセントとして用いるのがお勧めです。

【赤・ピンク】
赤色はエネルギーがわき、食欲を刺激しますが、興奮させる作用もあるため、適度な量で使用することが推奨されます。
ピンク色は落ち着いた優しい雰囲気を演出し、特に淡いピンクはリラックス効果が高いため、寝室や子供部屋に適しています。美容効果も期待される色です。

暖色系の色にはそれぞれに魅力がありますが、最も重要なのは家族全員が快適に過ごせることです。
色の効果に捉われすぎず、ご家族のご意見を尊重してください。そして一緒に素敵な家庭生活を築いていきましょう。
カーテンの設置に関しては、追加料金が発生するケースもありますので、詳細はお気軽にご相談ください。

建売住宅について

今日は建売住宅の間取りについて、先日あったお話をします。

先日から自宅近くに、4軒の建売分譲住宅が建てられ、ネットやチラシで広告されていました。
ある日曜日、その分譲住宅のチラシを持った、小さなお子様連れのご家族が分譲住宅の前を歩いていました。


お母さんは
「この家、壁と屋根の色が明るくていいね!」と言い、

お父さんも
「対面キッチンになっているから、みんなでご飯の手伝いをしやすそう!」と言いました。

お子様は
「わたしもお手伝いする、がんばる!」と元気に答えました。

しかし、お母さんは
「でもこの家だと、階段が玄関のすぐ近くにあるから、○○(お子様の名前)が帰ってきても、家族と会わずに2階の部屋に行けるんだよね。」

と心配そうに言いました。お父さんも同意し、
「確かに・・・、子供が帰ったら、部屋に上がる前に顔を見たいよね。」と言いました。


この会話からわかるように、建売住宅は多くの場合、広告で拡散しますので、
間取りが公然と知られてしまいます。
お客様からは、「注文住宅と建売住宅の違いは何ですか?」とよく尋ねられますが、
建売住宅の大きな特徴は、「建てる前から間取りを広告で見られる」ということです。
見方を変えれば、誰でもその家や間取りを知ることができる可能性があるということです。

私たちは、お客様が安心して暮らしていただけるように細心の注意を払います。
見学会に来場される方には、当社の考えをご理解いただいた上で、
お名前やご連絡先をお願いしております。
これは、来場された方の個人情報を確認する事で、住まわれるお客様の安全を守るという側面があります。
特に、不審な来場者だと判断した場合、入場をお断りする場合もございます。
セキュリティには万全を期してイベントを実施しますので、是非安心して、お任せください。

そのほかに何かご質問があれば、どうぞお気軽にお尋ねくださいませ。

住宅設備の選び方

快適な生活を実現するためのポイント

住宅を建てる際、快適な生活環境を実現するためには、適切な住宅設備の選択が重要です。このブログ記事では、工務店の視点から、住宅設備の選び方について解説します。快適な室内環境やエネルギー効率の向上に役立つポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


1.必要な設備オプションを検討する
まずは、自分たちの生活スタイルに合った必要な設備を洗い出しましょう。例えば、キッチンをガスにするかIHにするか、浴室に乾燥機をつけるか、などが挙げられます。使う設備を洗い出すことで、明確に選択がしやすくなります。

2.品質と信頼性を重視する
住宅設備は長期間にわたり使用されるものですので、品質と信頼性が求められます。メーカーの信頼性や耐久性、保証内容などを確認しましょう。口コミやレビューを調べることも有用です。

3.省エネ性能を確認する
住宅設備の省エネ性能は年々向上し技術が向上しています。省エネ性能の高い設備を選ぶことで、電気代やガス代の節約につながります。エコロジーな設備は環境にやさしいだけでなく、ランニングコストの削減にも繋がりお財布にも易しくなります。

4.操作がしやすいか確認する
設備の使い勝手も重要なポイントです。操作が簡単で使いやすいか、清掃やメンテナンスが容易かなど、日常の利便性を考慮しましょう。特に、高齢者や身体的な制約を持つ方々にとっては、バリアフリーの設備が必要です。

5.デザインやスタイルを検討する
住宅設備は機能面だけでなく、インテリアデザインとしても大きく関わってきます。自宅のスタイルや雰囲気に合ったデザインの設備を選ぶことで、美しく統一感のある空間を作り出すことができます。カラーや素材、形状などを考慮して、お好みのデザインを選びましょう。

6.予算を考慮する
住宅設備の選択において、予算は重要な要素です。予算の範囲内で、必要な機能や品質を妥協せずに選ぶことが理想です。また、長期的な視点でランニングコストやメンテナンス費用も考慮しましょう。コストパフォーマンスの良い設備を選ぶことが大切です。

まとめ
快適な生活を実現するためには、適切な選択が不可欠です。この記事では品質・信頼性の確認、省エネ性能や使いやすさ、デザインや予算の検討など、重要なポイントをご紹介しました。

Rose-homeではお客様の要望やニーズに合った最適な住宅設備のチョイスをサポートし、お客様の快適な生活を実現するために、最新の商品を取り入れ住宅を建設しております。気になった方はいつでもお気軽にご相談ください。

畳のサイズについてのお話

住宅会社で家づくりの話を聞くと、「メーターモジュール」「尺モジュール」という言葉が出てきます。


メーターモジュールは、家を建てる際に使われる規格のことで、1つの区切りを1メートル(1000ミリメートル)にしています。
1つのグリッドは1メートル×1メートルです。
一方、尺モジュールは、日本の古い測り方である尺貫法を使っています。1つの区切りは3尺(910ミリメートル)で、1つのグリッドは910ミリメートル×910ミリメートルの規格です。
ちなみに、日本人の平均的な肩幅は1尺5寸(45.5センチメートル)と言われています。廊下で人がすれ違う場合には、二人分の3尺(91センチメートル)のスペースが必要と言われています。

そのため、畳の短い辺の長さはこの3尺が基準になっています。長い辺の長さは、畳を組み合わせやすくするために倍の6尺(182センチメートル)が基準となっています。
人の体のサイズと畳のサイズを比べると、人が座るのに必要なサイズが半畳、寝転がるのに必要なサイズが1畳、両手と足を広げて寝転がるのに必要なサイズが2畳、つまり1坪となります。


しかし、実は畳には地域ごとの違いがあります。3尺×6尺のサイズの畳は「中京間」と呼ばれ、愛知県周辺でよく使われています。
一方、西日本ではゆとりを持たせた畳である「京間」と呼ばれる畳が一般的で、そのサイズは95.5センチメートル×191センチメートルです。
東日本では小振りな「江戸間」と呼ばれる畳が多く使われており、そのサイズは88センチメートル×176センチメートルです。

また、間取りの考え方にも地域差があります。京間や中京間では、畳を並べる寸法に合わせて柱を立てます。そのため、柱の中心から中心までの距離は、畳と柱1本分の長さになります。
この方法では、ふすまや障子も畳のサイズを基準にして作られるため、規格化されて使い回すことができます。この畳を基準にする方法を「畳割り」と呼びます。
一方、関東地方では畳ではなく、柱と柱の間の距離を基準にします。そのため、10畳間と6畳間では使う畳の枚数が異なり、畳の寸法も違ってきます。この方法を「柱割り」と呼びます。
そのため、江戸間の部屋に伝統的な和ダンスセットが収まらないことがあるのです。柱割りでは、柱の太さに制約されず、施工が簡単で迅速なメリットがあります。
そのため、火事の多かった江戸時代に使われ始めたと言われています。
利便性の高さや最近の和室の減少傾向もあり、現在では柱割りがより一般的になっています。


和室の利用は減少していますが、最近では半畳の琉球畳が人気です。これは和室でなくてもリビングの一角に敷くことで、畳の応接スペースを作ることができます。
そのため、多くの人々が愛用しています。

暮らしの用途に合わせて畳を使い分けることができますので、お気軽にご相談ください!

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